青色申告

こんにちわ 建築防水業一人親方のセカオクです。
昨日からの続きです。青色申告ソフトについての愚痴を書いています。(-。-;)

 

さらにこのX社のソフト今は流行りの銀行/カード口座の自動記帳機能を謳っており、3年程前からこの機能を活用して「楽をしよう」と試みてきたのだが、私にとっては全く無用の長物、却って副作用の方が大きかった。

口座の自動記帳については、同様先端機能を謳う他のZ社のソフトでも操作・管理が難しすぎて無駄なトライ・アンド・エラーの時間を消費しながら結局は挫折して経験があるので、X社だけの問題ではない。

 

この、今流行りの自動記帳機能については結論を先に箇条書きに書いておこう。

 

1.会計事務に専念・熟練しており、定期的且つコマメに事務を履行するユーザーではないと意味がない。
2.上記で無い限りつまり「単に楽をしたい」というレベルの動機導入だと却って無駄な会計事務手間を消費することになる。つまり2020年現在β版的機能と考えたほうが良い。

 

まずユーザーインターフェースからして解りにくい。件のX社青色ソフトではソフト単体で自動記帳機能をコンプリートできない。外部条件としてFirefoxやGoogleChromeなどの汎用ウェブブラウザとの間で2つのアプリケーションが連動して初めて機能するのである。その辺のグランドデザインや導入チュートリアルは明示されていない。ユーザー側からそれなりの「やる気」を持ってググるなりして調べたりしないと全くもって先に進むことができず、時間を無駄に消費していく。

 

更に苦労して口座の登録設定作業や各種連動設定を済ませたとしても、その後に様々な難題がある。

例えばソフトが召使いロボットのように口座にログインして口座情報を採ってくるくるとする。しかし、この時に割り振られる勘定科目が必ずしも正解・正確でないのだ。この不正確さを補正するために結局は1件1件「何月何日何がいくら」?というオールドスタイルの会計事務に手を焼かなければいけない。これだとほとんど意味がない。こうなると最初から自分の目で追いながら「1件1件手入力をする」というオールドスタイルとほとんど変わらなくなってくる。

 

特にワタクシ経験上もっとも大きなトラブルになったのは駐車場家賃の振り込みだ。これをロボットは他の勘定科目に入れてしまう。それに気が付かないまま仕分け日記帳に転送してしまうと、一ヶ月後には「先月分のうっかり振り込み忘れ」のように錯覚してしまう。そして慌てて大家さんに追加振り込みしたり詫びの電話をいれたりして二重に家賃支払いをすることになってしまう。途中で実際にあったゴチャゴチャトラブルだ。

 

つづく